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2010年、彩り鮮やかに始動!1/24のgokunama。

どもども、昨年末からやんごとなき理由で実家に急遽帰らざるを得ない状況。さらに年始からバタバタと…。ということで、随分とご無沙汰になってしまったブログのエントリー。まずは、先月の『"極"MUSICAA HOURS』もたくさんの方に来て頂き、ありがとうございました。最近、各地でいろいろ顔を出させて頂くことが多くなることもあってか、gokunamaユニットのネットワークも随分と充実して参りました。今年もよろしくどうぞ。

2010年の1発目のgokunamaは、まず、初登場参加の2名からご紹介。シャバダバ・ヴォーカル・グループ「Pecombo」様よりHacchan'氏。前回のgokunamaで趣旨に共感頂き、満を持しての出演、atsushi氏。両氏の深いキャリアの中から生まれるJazzの語り口を思う存分堪能頂きたいと思います。そして大変ご無沙汰出演になりました610氏は、彩り鮮やかなJazzパフォーマンスを約束してくれました。

スタートにふさわしい素晴らしいラインナップ。モダーンなJazzはもちろん、和モノ、ラテン、小唄系など、多彩なJazzが飛び交うことが予想される1夜です。酒代だけポケットに突っ込んで、是非お気軽に遊びに!

gokunama(No Charge!
日時:1/24 18:00〜24:00
場所:恵比寿Bar JAM
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-8-2ウエストパレスB1F
TEL:03-3462-6628

Timetable
18:00 gokunamaクルー
18:20 asako
19:00 wtnb
19:40 atsushi
20:20 610(EG-Listening)
21:00 Hacchan'(Pecombo
21:40 da-matu
22:10 Tomi The Jazzy Monk(Be Bop Square
22:50 田中キヨタカ

※遠方の方は当日、恵比寿Bar JAMのHPよりネットラジオでお楽しみ下さい。




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| イベント告知とか | 12:11 | comments(3) |

『"極"MUSICAA HOURS』プレゼントCDの全貌が明らかにっ!

極 MUSICAA HOURS|スペシャルCD『Best of 2009』

ついに本日、12月26日(土)開催となりました『"極"MUSICAA HOURS』(詳細は1つ前のエントリーで)。お越しの皆さまに先着で、僕たち7人のDJが選んだそれぞれの「MY BEST」を入魂したスペシャルCD『Best of 2009』を先着でお配りいたします。

僕も個人的にここ何日間かずっとi-podで聴いてるお気に入り、色々な方々に聴いて頂きたく思ってますんで、本日は是非ちょっと早めにお越し下さいませ〜!


スペシャルCD『Best of 2009』|include 16 tracks|67:50

Dansers Inferno「Turning The Corner」 24 Carat Black「The Best Of Good Love Gone」
Kaleo「So Long Summer」

01: Danser's Inferno「Turning The Corner」
02: 24 Carat Black「The Best Of Good Love Gone」
03: Kaleo「So Long Summer」

今回のセレクトは、「レアグル本掲載」「レアグル発掘大賞」「個人的にイチオシの新譜」で3曲。01:2009年のレア・グルーヴ・リイシューの中でも最も話題を呼んだ1枚「Danser's Inferno / Creation One」から。もちろん「RARE GROOVE A to Z」掲載。「Sombre Guitar」に負けないハイ・テンションなナンバー。02:そして、今年の発掘音源物より「24 Carat Black / Gone: The Promises Of Yesterday」を。アルバム冒頭に収められたとってもディープな1曲。03:アコギのカッティングで雰囲気が一転、これは新譜。ハワイのSSW、カレオのデビュー・アルバム「Aloha Monday」より。もろにマッキー・フェアリー辺りを思わせる歌唱/内容で、お気に入りの1枚でした。


Mark Hemmeler「Samba De Angry」 Benny Golson「Staccato Swing」

01: Mark Hemmeler「Samba De Angry」
02: Benny Golson「Staccato Swing」

印象的な美旋律、胸躍る小粋なリズム、そっと寄り添う哀愁…2009年にもっともプレイしたこの二曲を選んだ。01:フランスのピアニスト、マーク・エムラーのMUSICA盤『EASY DOES IT(1981)』より。02:ベニー・ゴルソンのNEW JAZZ盤『GONE WITH GOLSON(1959)』収録。録音しながら改めてじっくりと聴き直してみたのだが、思わず、ニンマリしてしまった。ファンクも、ソウルも、ラテンも好きだけれど、やっぱりこういうジャズが一番好きだ。2009年は沢山の素敵な出会いに恵まれ、多くの方々と交流を深めることができた。2010年も宜しくお願いします。


Zipflo Reinhardt「Bossa Lancy」 Amedeo Tommasi「Brasilia」

[PART 3] da-matu (gokunama)
01: Zipflo Reinhardt「Bossa Lancy」
02: Amedeo Tommasi「Brasilia」

01:思い起こせば、ここ2〜3年はストリングスジャズを買っては売り、売っては買いの日々。ストリングスがメインに立ちつつ、なおかつあんまりグッと来るモノってかなり少ないんですよね。割とそんな中では異彩を放つこの曲は、76年ドイツ発の「あるようでない」ストリングスの泣きメロボサジャズ。この曲に出会ってからZipflo Reinhardtを見つける度に視聴しましたが、どれもこれもイマイチピンと来ない感じです…。旅は続く(笑)。02:心地よいバスドラとシンバルに良く絡むホーン&ギター&チェンバロ。そして、ここぞで登場するAmedeo Tommasiの奥ゆかしさ。ブラジルのボサジャズとはまた違う、コンビネーション抜群の哀愁ボサジャズ決定版。オシャレなジャケットに、こんな男気溢れるジャズが隠れてるんだからやめられません…。旅は続く(笑)。


Ramsey Lewis「The Distant Dreamer」 Gary Bartz「Gentle Smiles」

01: Ramsey Lewis「The Distant Dreamer」
02: Gary Bartz「Gentle Smiles」

2009年は多くのライナーノーツを執筆させていただく機会に恵まれました。その中でも、特に個人的な思い入れが強い2枚をセレクトさせていただきます。ムジカノッサ・コンピレイションへの「The Distant Dreamer」の収録をきっかけにお話をいただいたのは、ラムゼイ・ルイスの『The Piano Player(CADET/1969)』。そしてプレスティッジの60周年を祝うリイシュー企画では、メロウ・クラシック「Gentle Smiles」が素晴らしいゲイリー・バーツの『The Shadow Do(PRESTIGE/1975)』を。もちろん、これらは敬愛するチャールズ・ステップニーとマイゼル・ブラザースという2大プロデューサーが手掛けた作品であることも、ここに記しておかなくてはなりません。


Karel Krautgartner Orchestra「31 Degrees Above Zero」 Build And Ark「This Prayer:For The Whole World」

[PART5] EN (横浜レアグルー部)
01: Karel Krautgartner Orchestra「31 Degrees Above Zero」
02: Build And Ark「This Prayer:For The Whole World」

01:心地よいリムショットと流麗なピアノが栄えるチェコ産ビッグバンド。躍動感あふれるアレンジから後半のコーラスまで、一曲通して最後まで聴き逃せない展開が魅力。今年お気に入りの一枚。02:Build And Arkによる2009リリース作。下半期は、フロアでもよく流れてましたね。ピースフル〜。本年度の新譜大賞ですね。


Nation of Mulriverse「African Village」

01: Nation of Mulriverse「African Village」

初めて自分でプロデュースした作品。去年の末にリリースされたので、今年の前半ラウンジ系のイベントやイベントの始まりに、よくかけました。McCoy Tynerのカバーで、今のクラブ・ジャズの世界を見渡してみても、これだけ骨太な作品は見あたらないのではと思える。だから売れないのかもしれませんが(笑)アルトサックスを吹くのは佐藤恭子。あの小さい体のどこからこのような音が出るのか不思議です。敬愛するGary Bartzの影響も微かに滲む。ちなみに、UFOの松浦さんもRemix誌の2008年ベスト・トラック・ベスト5にあげてくださいました。


Al Jarreau「My Favorite things」 Julie London「My Hearts Belongs Daddy」
Francy Boland「Rosa de luxe」 New York Jazz Quartet「Terezia」

[PART 7] wtnb (EG-Listening)
01: Al Jarreau「My Favorite things」
02: Julie London「My Hearts Belongs Daddy」
03: Francy Boland「Rosa de luxe」
04: New York Jazz Quartet「Terezia」

今年買ったコレって言うJAZZのレコードが無かったのかも・・・と言うわけで、このCDが聴かれるシチュエーション(多分年末年始の夜)に僕が聞きたくなるような曲(PianoでWaltz)を選びました。01:やっぱりMy Favorite Songで今年も色んなヴァージョンをかけました。02:この曲のこういうアレンジは如何でしょう。03:ここ数年自分の中で「Best of Walz」「Best of ピアノトリオ」の2タイトルを防衛中の1曲です。04:最後は流麗なフルートの音色を楽しみつつ、良いお年を迎えください。



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| 過去のプレゼントCDとか | 21:51 | comments(2) |

2009年の年末を締めくくる「gokunama × MUSICAANOSSA × small hours」コラボ

極MUSICAA HOURS極MUSICAA HOURS
今現在、大阪はキタの方で1週間くらいホテル暮らし中。
この生活ももうしばらく続きそうな勢いなのですが、徒歩圏内にある旨い店とか、良盤置いている店とかご存じの方よろしくお願いいたします。


さて、年末の12月26日は楽しみなイベントが登場します!
そのイベントの名は『"極"MUSICAA HOURS』。
JAZZにこだわり続ける[gokunama]、"敷居は低く、奥は深く"の[MUSICAANOSSA]、究極のラウンジを標榜する[small hours]と人気イヴェントのコラボによる大忘年会が開催!!

年末は、それぞれのイベントとはひと味違った形の雰囲気をお楽しみいただければと思っています。よろしくお願いします!(追加の情報なぞあればまたおってお知らせいたします! )


2009/12/26(sat) 
["極"MUSICAA HOURS] 
cafe & dinner スタジオ|17:00 to 23:00|1,500yen with welcome drink
*スペシャルCD『Best of 2009』プレゼント!!
※通常開催のBar Jamではありませんので、ご注意ください。

[DJs]
EN (横浜レアグルー部)
wtnb (EG-Listening)

JAZZ, RARE GROOVE, BRAZIL, LATIN, SOUL, FUNK…and more!!



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| イベント告知とか | 00:16 | comments(4) |

gokunama公式twitter

gokunama × twitter
なんだか常々思っていたんだけど、放置気味になっていた気持ち。「わざわざ書くほどでもないことはツイートしていきゃいいのかな」というやつ。


ちょっと時間があったので、昼休みにgokunama公式twitterアカウントなるものを思いつきで発行してみつつ、その勢いでブログパーツも設置してみました。書くほどでもないって言うと大げさだけど、案外告知とかもこっちの方が便利なんでねーかなぁ?なんて。 イベントの告知はもちろん、移動中に聴いてるJazzの演奏中のどうでもいい細かな気づきとか(笑)、そんなものをチョコチョコのせてみようと考えているところです。そんなん誰が喜ぶねんとか、まずはおいといて…。


試験的にメニューの一番上に置いてますが、僕の使い方如何によっては優先順位的は下がると思われますが。フォローしてやっても良いぜというキトクな方。いらっしゃいましたら、是非よろしくお願いします。


gokunamaアカウント。昔作ったのに手放しちゃってて…。さっき探してみると、取られちゃってました。残念(泣)。 あ、ロゴっぽいのはtwitlogoさんとこで。サクッと。



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| 雑記 | 15:26 | comments(0) |

ピアノトリノに酔いしれた11/22のgokunama。と告知なぞ。

今日のgokunama。来て頂いた皆様ありがとうございました。 

告知としてはあまりにも不十分だったにもかかわらず、そして悪天候だったにもかかわらず、お客さんに恵まれ、感謝の一言です。昨日電車内で気づいた、「gokunamaが成り立つ至極真っ当な理由」が1つありました。それは、「まず僕がJazz好きという以上に、お客さんやDJ陣が同じくらいJazzが好きだから。」というもの。単なるJazz好きが1人で頑張っててもイベントの体を成しません。こんな単純な話につい昨日気がついたのでありました。あぁ、僕はなんという勘違いをしていたんでしょうか…。自分だけが闇雲に頑張ってもしょうがないものはしょうがないということですね…。皆様に支えられて、今後とも続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。


さて、俯瞰的に見ると、昨日のgokunamaはピアノトリノの反応がエラく良かったように思います。スタンリーカウエル、菅野邦彦さん、あと誰だっけ?忘れちゃいましたが(笑)。でも、サン・ラとかもかかってたっけ?。とにかく、前半からピアノトリノの比率が高い、ややしっとりめの5時間半。僕個人としても、良いJazzを肴に、懐かしい面々と結構濃い話が出来たので少し感慨深い想いにふけながら、今現在、キーボードを叩いている所です。


gokunamaが単発の生音イベントとして始まったのは2005年7月ですが、Jazzオンリーとしてのイベントとして生まれ変わったのは、正式には2006年の3月開催の第4回目からとなります。ピアノトリオに沸き、管楽器に気持ちよく酔い、サン・ラに(一部が)熱狂する。僕自身、まぁそんな光景が、今なお続くなど思ってもいませんでした。まぁ、同じような文章を1年後、2年後もコピペできる事を目標に。次はJazzオンリーイベントとして5周年を目指して頑張りたいと思いますので、重ね重ね、今後ともよろしくお願いします。 


さて、とりいそぎ告知です!

12月16日(水曜日)は、昨日とっても場をくつろがせてくれたFarah氏&六弦倶楽部ユニットのリリースパーティー&Liveがあります。お手隙確定な方は、僕かFarah君までドシドシお知らせください。場所は、日本を代表する鍵盤奏者さんが自らの世界観を表現する為に中目黒に作られたお店『FJ's』にて。Farah氏と僕はしっとり極上Jazzのレコードをターンテーブルに載せて気長な夜を演出できたらと思います。

続いて、年末12月26日は「gokunama × MUSICAANOSSA × small hours」のコラボレーション大忘年会。『"極" MUSICAA HOURS』です。場所は『cafe & dinner スタジオ』にて。

詳細はそれぞれまた後日に!



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| イベント告知とか | 01:12 | comments(2) |

予測不可能な11/22のgokunama

来週、3連休中日、11/22の日曜日。またまたやってきました「今年最後」のgokunama。「えっ、今年は年末のオールナイトやらないの?」という日本有数のgokunamaマニアの方。今年はちょっといつもと違う感じの別の形で楽しんで頂こうと思っています。詳細は11/22来て頂いてのお楽しみ、もしくは今月末に告知します。

さてさて、今月のgokunamaは、主宰サイドも全く読めない(笑)ものすごく幅広いラインナップ。まずは、自身が立ち上げたレーベルTimelessから「Farah Quintet」名義での処女作及びRF (Rokugen Clug with Farah)のLP & 1st 7inch singleがリリースされ、ますます舌好調のDJ farah氏が登場。その幅広い選曲と神懸かり的なDJ showを一度ご覧頂きたいものです。続いては、海に、山に、船の上と驚くべき会場を社交場としてしまう「BOSCA」より、君嶋麻里江嬢が登場。久しぶりの「媚骨堂」からは、美メロジャズのviva君。毎回大盛況のアフタヌーン・パーティ「small hours」からはおなじみのYU NOMURA氏。と、毎度おなじみgokunamaクルーによるお届け。いったいどんなJazzの宴になるのか?今回ばかりは全くもって予測不可能な感じです。
連休中日、極上の酒とJazzをお約束します。是非に〜。


gokunama(No Charge!)
日時:11/22 18:00〜24:00
場所:恵比寿Bar JAM
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-8-2ウエストパレスB1F
TEL:03-3462-6628

-timetable-
18:00 gokunamaクルー
18:30 viva(媚骨堂
19:10 君嶋麻里江(BOSCA
19:50 farah(The Farah Quintet / RF
20:30 wtnb(EG-Listening)
21:10 YU NOMURA(small hours
21:50 da-matu
22:30 Tomi The Jazzy Monk(Be Bop Square

※遠方の方は当日、恵比寿Bar JAMのHPよりネットラジオでお楽しみ下さい。


<関連>
・Jamはこの辺↓
大きな地図で見る
BarJam のドリンクメニューについて
BarJamのサウンドシステムについて
mixi内gokunama コミュニティ
gokunamaの「よくある質問」まとめ



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| イベント告知とか | 15:41 | comments(4) |

「再発」と都市伝説

Trudy Pitts And Mr.C  A Bucketful Of Soul
Trudy Pitts And Mr.C / A Bucketful Of Soul』
「再発」という言葉に面食らってしまうのだ。オリジナルに比べて至極安っぽい響き。リイシューなんてオサレな言葉なんぞ使ってはいけない。「復刻」なんてありがたい言い方なんてもってのほか。魂の込められた芸術品が世間に評価され重版がかかると、そこからそいつは魂の抜けたイチ工業製品として流通する単なるコピーに成り下がる。オリジナルと再発に含まれる情熱の差は歴然である。だってそうだろう、そもそも時代の空気が違うんだ。60年代のレコードからは60年代の匂いがプンプンするし、ペラジャケや2色刷りのレコードからは、当時の物資不足の状況や、政治的背景すら伺えるんだぜ。あの年代にはウケなかった彼(彼女)のレコード。あいつの気持ちがオレには分かるんだ。もちろん他の奴らには分からないオレと彼(彼女)だけの心の通い合いなんだ。 


なぁんて良くある御託と関係ない所で、僕はあんまり(現行の)「再発」に興味がなくって、ディスクユニオンに行っても、だいたい再発の壁掛けには立ち寄らないのです。どうせ旧譜に混じって値ごなれするってのと、そうじゃなかったとしても足げに通ってくと、(だいたいのレコードは)まぁ定価より少し出せば買えちゃうから、ホントに欲しくなったらそん時で良いやとかそんな感じでして…。そんな自分の少しねじれた考えに加えて、当時のオルガン嫌いという事もあり、数年スルーをしてたこのレコードがコレ。僕の記憶が正しければ3年前くらいに渋谷のディスクユニオンで鬼プッシュされ続け、店内で散々流れていた1枚であります。『A Bucketful Of Soul』の「Love For Sale」と(確か)同時期発売の『Introducing the Fabulous Trudy Pitts』の「Take Five」がかすかな記憶として頭の片隅にあって、気になってはいたけども後で良いや的な扱いで数年を経て、こないだ、ふとした瞬間に魔が差してをオリジナル盤で購入。レコード屋の高音質店内試聴って、ホントずるいんだわぁ(笑)。


このレコード。まんまと購入したあげく、たいそう気に入って、手のひら返して馬鹿の一つ覚えみたいに喜んで結構かけちゃってる貴重な1枚なのです。女流オルガニストTrudy Pittsの怒濤のオルガンソロに、旦那のBill Carney(Mr. C)がリムショットを交えたリズミックなドラムで応えるアルバムの収録曲「Love for sale」が、Larry Young以外のオルガンジャズなんて聴けねーなんてうそぶいてた自分にある種のきっかけを与える1曲となった事を否定できません。実を言うと、僕はこのアルバム、ほとんど「Love for sale」しか聴いてないんですが、理由に、どうもオルガンをまったり聴きたい時と「Love for sale」が聴きたい時の自分のテンションがリンクしないので通して聴けないんだなーというのがあげられます。「My Waltz」とか、いい曲も入ってて、A面頭から流れも良いんだけど、「Love for sale」で呼吸困難になっちゃうんですね…。未聴の方、一度聴いてみると良いと思います。


オルガン嫌いの跋扈するジャズ人間と、ジャズに手を付けないソウル人間の間に落ちるポテンヒットみたいなソウルジャズなんて、いったい誰がありがたがって聴いているのかと日々疑問に思うのですが、僕が頭の片隅に記憶するきっかけとなった「再発」を手がけられたソウルジャズフリークの方には、この場を借りて感謝をしたいと思っています。が、しかし、同時毎リリースの内、1968年録音の3枚目とのこのアルバム。乗り遅れた僕はまぁ3年前の鬼プッシュの頃、みんな買ってんだろうと思っていたら、案外「コレだけ持ってないとか」、「こんなにJazzだったのかよ」なんて驚きの声を耳にするのです。『ディスクユニオン鬼プッシュの再発はみんな知っている』は、案外都市伝説なのかもしれません。まぁそもそもみんなが言う「みんな」って誰だよって話だけど。



Trudy Pitts (org) , Bill Carney (ds) , Wilbert Longrnire (g)




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| 名盤紹介 | 04:24 | comments(0) |

棚からぼた餅の思い出を1つ

Louis Hayes 〜 Junior Cook / Ichi - Ban
土曜日は本書いている方2人と元レコ屋の方がウチにいらして、レコード棚を舐め回すように見て帰られたのですが、『まぁ、随分とこの人たちキ○ガイだな』なんて思いつつ、自分のノーマルさを確認する為にもこういう会は定期的に開いた方が良いかもと再確認できた良い休日となりました。その後に別の件で遊びに来た方も別のジャンルで○チガイな人で、4人とも共通してキチ○イである事を無自覚に楽しんでいるという点で素晴らしいと思ったものです。あっ、そうそう今月22日開催のgokunamaに加え、今年も年末の開催が決定致しました。通常の年末オールナイトとは少し趣向を変えたコラボ開催となりそうです。詳細はまた今度に〜。


さて、(至ってノーマルな)僕が好きな曲の中の1つに、Walter Booker Cedar Walton共作の「Book's Bossa」という曲があるのです。知る限りでは、Cedar Walton、Donald Byrd、Duke Pearson、John Hicks、Nat Adderleyらのリーダー作で演奏されてて、どの演奏もハイクオリティ。曲目で買える「間違いない演奏」の1つだなぁと思っています。上記以外のリーダー作での演奏があれば教えて頂きたい所ですが、僕の中で今のところ、極めつけの演奏は、Louis HayesとJunior Cookダブルネームでの演奏に間違いありません。


ダブルネームっても、まぁ、いつものようなどっちかと言うとドラムリーダー買いだったこのアルバム。タイトルが「ichi-ban」ですから、そりゃもう聴いてみたくなります。あんまり本気でアテにしてないジャケ買いならぬジャケ視聴にて、表題曲「ichi-ban」に針落として10秒で購入を決心。もうそれ以上視聴するのはもったいない気がして視聴をやめて帰り、帰宅して裏ジャケを見てビックリの「Book's Bossa」収録盤。という思い出の1枚。「Book's Bossa」を聴いた事がある人なら、そのトロピカルな曲の印象とこのジャケットの真逆の世界観が分かって頂けるかと思いますが、なんでこんなジャケなのか?いや、逆になんで「Book's Bossa」が入っているのか?今でも謎は尽きません。ブラジル盤とスピリチュアル界隈以外は全てカス扱いみたいな、極端な値付けのとある下北のレコ屋さんで3桁プライスでゲット出来た喜びは1年くらい前の思い出になりますが、不景気のこの時代、今後も取れる所からガンガン取ってもらって、レコード屋さんには安定経営でいてもらいたいという願いに今後もかわりはありません。切実な庶民の願いです(笑)。


話を元に戻しましょう。A面、まずタッタカタッタカ始まる「ichi-ban(Number One)」は、ブリブリのStafford Jamesのベースの上に、各人がノリノリのソロをとる高速4ビート。今聴くと、カッコいいんだけど、購入時からさらに3年くらい遡って出会いたかったなぁという印象です。上品でまろやかな「Pannonica」を挟み、また少し心拍数が上がる感じの「Brothers and Sisters」という流れに舌鼓を打つことができます。B面頭に高速4ビート「The Moontrane」が入り、最後はお楽しみの『僕が知る限り一番Jazz的に面白い「Book's Bossa」』という構成。「Book's Bossa」の管とリズム隊に加えパーカッションやクイーカが入ったモダントロピカルな快演に11分45秒とやや長尺な割にその長さを感じさせないのは、次から次へと入れ替わるノリノリのソロと、各パートの粒がたった極上のソロ、また、それらのアンサンブルが所以でしょうか。このアルバム全体的にWoody ShawとStafford Jamesが良い仕事してます。


ジャケ違いのオランダ盤もあるので、この不思議なジャケはTIMELESS MUSEとしてのアメリカ盤オリジナルで、正式にはディストリビュート盤という事で良いのかな?。このアルバム「Book's Bossa」ファンだけでなく、ヨーロッパハードバップファンにもおススメできる1枚。オランダ盤ともアメリカ盤とも違うジャケットでCDも出てる模様ですので、気になった方は是非



Woody Shaw (tp) , Junior Cook (ts) , Ronnie Mathews (p) , Stafford James (b) , Louis Hayes (ds) , Guilherme Franco (per)



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| 名盤紹介 | 05:33 | comments(4) |

Jazzっても幅広い訳で…特集

The Electric Flag The Trip: Original Motion Picture SoundtrackLittle Richie VarolaCozy Cole  It'S A Rocking Thing!

先日の『small hours』、お客さんのテンションはスゴくって、いつもかけないような、とか言って割とかけてるかもしれないレコードをいっぱいかけました。30分で何曲いけるかみたいな自分との戦い。また呼んで下さい。

まぁ、Jazzといっても解釈は自由な訳ですから、Jazzに聴こえりゃ、Jazzレコード屋になくてもJazzな訳で。まぁそんな感じのレコード達をまとめて書いたりする日があってもいいかなとか、そんなノリでの不定期連載。先日の『small hours』でかけた2曲を中心に。ちょっと人とは違うJazzをかけたい方。JazzイベントよりもJazz周辺イベントで呼ばれて困っちゃう方。そんなニッチなマーケットにズームイン!(笑)。


『The Electric Flag / The Trip: Original Motion Picture Soundtrack』(左)
低予算映画王、Roger Corman監督作品、1967年の映画「The Trip(白昼の幻想)」のサントラ。ロック畑の人たちが演奏する約2分のものすごいエセ・ハードバップ「Peter Gets Off」が潜む1曲買いのレコード。どっちかと言うとロック(といってもコアな)の人が大事に持ってて、僕もその筋の人からの紹介でぶっ飛んで購入した1枚。ちなみにその筋の人は「peter gets off」ではあまりぶっ飛ばないそうで、確かにレコ屋さんの紹介でもあまり触れられてないかも。

モダンジャズの流れでズドーンとかけた瞬間、だいたい2〜3人ブースに人がやっくるキラーグルーヴ。MONO盤の出音があまりにも太いので、MONO盤買ってから、STEREO盤をソッコーでノリコサンにあげました。絶対忘れてると思うけど(笑)。

一応、CDは出てるんですけど、「Peter Gets Off」は入ってないっぽいですね。残念。ま、映画はクソでしたが(笑)。

Michael Bloomfield (G), Nick Gravenites (G , Vo),Buddy Miles (Per), Paul Beaver (Synth), Barry Goldberg (Org , P , Harp), Harvey Brooks (B), Marcus Doubleday (Tr , Flu), Bobby Notkoff (Violin), Peter Strazza (St)


『Little Richie Varola / S.T』(中)
Richie Varolaのグルーヴィなモッドオルガンが炸裂する「Who's Afraid Of Virginia Woolf?」は、途中に「Jeannine」なんかのフレーズが入ったりするので、まぁJazzでいいかなぁなんて思ってかけたりします。チャンチャンと始まるイントロから、レロレロレロレロ言わしながらビックバンドの音の大洪水をコントロール。途中何度か盛り上げる展開など編曲の妙を噛み締めたい。踊れるJazzにはチト早すぎるかもなんて印象ですが、タテノリでオッケーなので問題無しかと思います(何が?)。

新宿UnionのJazz館、オリジナルコーナーで確保。一言で言うとブラジル界隈で言う所の「バランソ」っぽいアルバム。

Morgan Thomas (tp) , Sam Butera (ts) , Kenneth Harkins (p) , Richie Varola (org, vo) , Randy Marr (g) , Roby Dee (b) , Jimmy Vincent (d)


『Cozy Cole / It'S A Rocking Thing!』(右)
先日も一応レコードバッグに潜ませておいた、これまたモッドオルガン炸裂盤。ブリブリに太い「Wailing waltz」がJazzJazzしい空気に飽きたフロアを一瞬うやむやに(笑)。巨匠Cozy Coleのドタバタドラムも下品で◎。gokunama以外でも割と良くかけてるかも。

メンバー不明


今度また、ブギウギピアノ、ラグタイム、デキシーランドやら、あの辺の特集があるかもしれません。だいたいあの辺続けるとみんな飽きちゃうんですが、あらためて、先日のお客さんはスゴかった(笑)。



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| 名盤紹介 | 17:23 | comments(2) |

癖になるサキソホニストの重箱のスミのような1枚

Clifford Jordan  Remembering Me-Me
Clifford Jordan / Remembering Me-Me』
遅くなってしまいましたが、先日のgokunamaもまた大勢のお客さまに囲まれました。重ね重ねありがとうございました。さらに今週の日曜日、明日の10月4日はお呼ばれでYU NOMURA & M.hashimoto(旧姓zazi)氏オーガナイズ『small hour』のこけら落としに末席で参加させて頂きます。gokunamaではオナジミの面々たちが集いつつも、様々なジャンルの音楽がかかるイベントになりそうなので、所有レコードがJazzオンリーの僕は役割をどうこなそうかと前向きに悩みつつ、まったり『gokunama』仕様というよりは、『Spot』仕様で迎えてみる?とか、結局まだ何もレコードが決められない状態であります(笑)。詳細はあらためてコチラから。お手隙の方よろしくどうぞ。


さて、明日持って行くレコードが決まらないので、現実逃避。という訳ではないのですが、今日の1枚はこちら。Blue Note時代、Mingus Band時代、Cedar Waltonらとの時代。近年話題のストラタ時代。そして、(あんまし聴いた事ないけど)Art Farmerとの時代、等々、10代からWardell GrayやSonny Stittにたいそうシゴカレタとかなんとかで、その経験が後年花開き、共演盤含め引っぱりだこで吹き込みが多く、キャリアの絶頂期がイマイチ良く分かんないClifford Jordan。分かりやすく、ブルージーで、ソロになるとパワフルな演奏は、僕に「名前だけでレコードを買わせる」数少ないアーティスト、僕的には5本、いや3本の指に入れていいサキソホニストであります。


そんな多作なClifford Jordanの重箱のスミをつつくようなアルバムが、76年Museに残した『Remembering Me-Me』。トランペットのRoy Burrowesと絡む軽めのブロウが印象的な「It's Time」。ゴスペル調ヴォーカルとの相性が抜群で思わず口ずさんでしまいそうなウキウキする名演「Powerful Paul Robeson」。ベースに藤原清登さんという日本人が参加されている「Symphony In Blues」などのJazz-SideのA面が秀逸で繰り返し聴いています。B面の演奏は心地よいものの、全体的にあまりズッシリ来ない感じが物足りなく、やはりA面ばかり聴いてしまいますが、B-1「Ole Funny Columbine」は、それはそれで好きな人には堪らないような気がするので。要するに、好みが分かれるアルバムと言って良いのかもしれません(無難なまとめで)。


A面の中でも、先日のgokunamaのトップバッターで喝采を受けた「Powerful Paul Robeson」がとにかく素晴らしく。公民権運動のさなかの黒人讃歌のJazzアレンジか何かと思って調べていたのですが、詳細不明。1976年になくなられている「多言語で活躍したアメリカ人俳優、運動選手、バスバリトンの歌劇歌手、作家、公民権活動家、共産党支持者、スピンガーン・メダルとスターリン平和賞受賞者(wikipedia)」Paul Robeson氏と何か関連性はあるのかでしょうか、その辺りに明るい人、是非コメントよろしくお願いします。



最後に流れでClifford Jordanの個人的名演を、すぐ思い出せるだけいくつかご紹介しましょう。Clifford Jordanだけで、ものすごいコンピが作れそうな勢いですわー(笑)。

まずは、『In the World』 収録の「Vienna」。何度も演奏している「The Highest Mountain」はCedar Waltonのアルバム『A Night at Boomer's, Vol. 1』のライブで是非聴いて頂きたい。ブルーノート時代の『Blowing in from Chicag』の「STATUS QUO」、『Cliff Craft』の「Confirmation」などBlue Note1500番台のアグレッシブな演奏も◎。意外な所で J.J. Johnson Sextetの『J.J.Inc.』の「Shutterbug」とかもおもしろくって。最近購入したJazz Contemporaries名義『Reasons in Tonality』収録の「3-M.B.」は『In the World』級の鳥肌モン。『Reasons in Tonality』に関しては、また後日ご紹介します。



Clifford Jordan(ts), Roy Burrowes(tp,flh), Wilbur Ware(b), Chris Anderson(p,el-p), George Avaloz(dr), Kiyoto Fujiwara(b), Hank Diamond Smith(African-dr,vo), Boo Boo Monk(vo), Terri Plair(vo)



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