癖になるウネウネブロー
2009.08.23 Sunday

『Booker Ervin / That's It』
最近仕事で四谷(正確には麹町)に週に1〜2回くらい行ってて、四谷と言えばJazz喫茶『いーぐる』にずっと行ってみたいなぁと思っていました。あくまで仕事中なのでなかなか寄ることができなかったのですが、5回四谷の打ち合わせに行くと1回くらいの割合で、1.5〜2時間程度の中休みが取れることがあるので、そんな時は昼飯かきこんでダッシュで『いーぐる』に行くのです。
なぁんてエントリーを放置する事3ヶ月(笑)。少し四谷に行く回数が減って寂しく思いながら、途中、加筆しながらのエントリー。書きかけのテキストは10ファイルくらいあるので、まぁそういう事も…、ね。
いわゆるJazz喫茶と言われる場所。カウンターに座って、ひたすらJazzと対峙する形態のお店と、通常の喫茶店レイアウトの中でJazzを楽しむお店があるとするならば、『いーぐる』は後者のお店。僕も端っこの方から体験し、スピーカーど真ん中席をゲットした(萎縮しているというよりは、混雑具合によるものなので誤解されないように伝えたいのですが…。)来店3回目のある日、出だしからウネウネしてる「Mojo」がかかります。なんと大好きな『Booker Ervin / That's It』ではありませんか。僕がJazzを聴き始めてから割と早くに手に入れることができたこのアルバムが、自宅以外で聴けるというのは感慨深いものがありました。良く言うアレです。Jazz喫茶で好きな盤がかかって、さらに好きになるという体験ですね。『いーぐる』ではCDでかかってましたが、さすがのアナログA面曲カット。メチャメチャ律儀です(笑)。ちなみにCDはコチラから。
1人で酒飲みながら聴きたくなるワンホーンアルバム『Booker Ervin / That's It』は、存分にBookerの浮遊感を楽しむことができる僕の大好きなアルバム。同じフレーズを微妙に変化させながら、繰り返し吹くBookerのスタイルは、「Mojo」や「Poinciana」という大人のA面から、人気曲「Speak Low」、気持ちよくスイングする「Boo」まで変わらず、期待を裏切らない極上の仕上がり。焼酎の美味いラインナップ。ファンが聴くと一聴して分かるであろう、ピアノのFelix Krullは録音契約上の変名で望んだHorace Parlan。Horace ParlanとBooker Ervinは、プレイハウス・フォーなんつって、ミントンズ・プレイハウスで一緒に演ってたらしく、確かに共演盤も結構出ています。しかし、それぞれのリーダー作ということで言うと、なんだか聴いている層が違うような気がします。気のせいでしょうか?
Booker Ervinなんてみんな知っているもんかと思ってたら、結構知らない(知ってるけどちゃんと聴いたことない含む)。じゃ、知らないと思って話してたら、好きな人はメチャメチャ好きで僕なんかよりかなりの枚数持ってるみたいな。癖ばかりが取り上げられるので、近寄りがたいイメージがあるのか、リスナーサイドでは、すごくAll or Nothing。僕はコレで知り合いが3人くらい増えました。ってなんか昔そんなCMがあったようななかったような感じですけど。下北沢で喫茶店をやっておられたゆうせいさんとの知り合ったきっかけは、このBooker Ervinだったように思います。懐かしいわぁ、それ何年前の話だ?。
Booker Ervin(ts) , ※Felix Krull(p) , George Tucker(b) , Al Harewood(ds)
※Horace Parlan

時間帯によって、私語厳禁だったり、ご飯出たりと形態が変わるので、HPチェックされてからの方が良いかと思います。僕的には、私語厳禁大歓迎ですけど(笑)。
Booker Ervinのリーダー作で一番よく聴くのはダントツにこのレコードですが、客演盤で最近よく聴くのが、Charles Mingusの『Oh Yeah』です。ROLAND KIRKとの絡みが堪んないです。
| da-matu | 2009/08/24 3:45 AM |